戦禍の小児科医
ドクター喜多の黙示録
「悲惨で破壊するだけ
それが戦争」
<講演紹介です>
*以下の写真は講演で上映されました
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喜多悦子さんプロフィール
・日赤九州国際看護大学長
・戦地医療の先駆けとして
人道的かつ献身的な活動を
展開している小児科医
ビデオ報告はこちらからどうぞ
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世界の各地で地域武力紛争が起きています。これにより多数者の健康が損なわれ、死者も多く出ています。紛争は物質的な破壊だけではなく、文化的に地域を殺し、人びとの希望を奪っています。これは戦場だけの問題に留まりません。 |
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ルワンダの大量虐殺では、地域の男性全部が一ヶ所に集められ、殺されました。こういう残忍なことが、なぜ起こるのか。・・・今イラクで起こっていることと、第2次大戦で私達が経験したこととどんな差があるのか。戦争で受ける災害はなにも変わりません。
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戦争は、暴力はなにももたらしません。未来と次世代を殺してしまうだけ。紛争地では、10代の少年が銃を持って戦っていますが、第2次世界大戦中の日本でも10代の人びとが戦争に荷担していました。これを変えるには紛争を止めるしかない。ー現場を体験した実感です。
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紛争地では食料や医療を必要としています。でも、次世代の子どものためには「こころの栄養」、適切な環境がなにより必要です。
平和は誰かが守ってくれるのではありません。自分と周囲、未来を変えるのは自分の意志と行動だと思います。
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