女性協同法律事務所会議室にて(出席10名)
1、坂岡さんより次回講演者である富山妙子さんの紹介
参加者全員に「私の娘時代」のコピーが配られ、会の直前に全員が目を通したあと、坂岡さんより富山さんについての詳しい紹介があった。「私の娘時代」の他、富山さんのもう一つの著作である「アジアを抱いて」からの引用もまじえながら、富山さんの現在までの画家としての姿勢、思想、生き様などを詳細に聞くことができた。富山さんに一貫して流れている精神は、戦争や闘争の中で被害者となった人の立場に立って物事を見るということ、それは日本国内に留まらず世界中の国々、主に中南米やアジア諸国で起きたさまざまな戦いや差別の犠牲になっている人々の命を悼み、それに対して加害者である自分を認識するという観点をもつことである。そして富山さんが貧困・性差別・民族差別などのあらゆる差別を差別として瞬時に見抜く視点をもち、正義に対して一点の曇りのない人であることなど説明を聞いた。参加者はそのような富山さんの姿勢に大きな共感と驚きを覚えるとともに、啓発されたことと思う。富山さんの紹介についてはいくつかの配布物があり、次回の講演者について事前にくわしく知ることができたことはよかったと思う。いい講演者にめぐり合ったという感がある。
2、10月9日の講演会の準備について
* ポスターは富山さんご本人が作成してくださるとのこと。講演のタイトルも一緒に富山さんに決めていただいて、ポスターに書き込んでいただくよう依頼する。これについてはできるだけ早く林先生に連絡してもらうよう頼む。
* 次回茶話会において富山さんのDVDが見れるよう手配する。
* 講演会ではスライドやDVD も使用することも検討する。
* 講演会の宣伝文章はどのように書いたらいいか。富山さんの紹介は林先生にお願いする。
次回茶話会: 6月12日 @女性協同法律事務所会議室
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