12月7日、イチョウの葉が色づく福岡市内福岡国際会議場で第5回集会を行いました。今回の講演に瀬戸内寂聴さんを迎え、1000人の会場が、9条を守ろうという思いと寂聴さんへの期待で埋まりました。
オープニングは水光美香さんの「我が窮状」独唱。アカペラでの熱唱でした。(「我が窮状」は沢田研二さんが平和憲法九条への思いを込めて作詞。)
瀬戸内寂聴さんは平和への思いをご自身の中国での戦争体験を通じて話されました。また、仏門に入ってからのエピソードなど興味深く、ユーモアあふれる語り口に会場は笑いの渦。生への揺るぎない信念と人への愛から生まれる、確信に満ちた言葉は聞く人にしっかりと刻まれたようです。
寂聴さんは京都で梅原猛、鶴見俊輔さんらとともに「憲法9条京都の会」を発足し、代表世話人に選出されています。
以下に、お話しの内容の一部をご紹介します。
|